今、これを読んでくださっている方はどのような方でしょうか?

ビジネスパーソン?家事専門?既婚?独身?パートナーシップ?学生?
どのような境遇の方にも当てはまることは、生活をするにはお金が必要ということです

例えば土地があり、畑があり、先祖代々受け継いだ遺産で過ごせるという人はいるかもしれませんが、ほとんどいないと思いますので、考慮せずに話を進めていきますね

自分が身を置いている立場によってお金の回り方は変わると思います
今回は特に、何かのカタチで仕事をしている人に向けたものになります。仕事は何でもよくて、規模感・金額感・お小遣い稼ぎ程度などは問いません。なぜなら仕事をするということがとても大切であり、仕事をしたいという意思があり取り組んでいる人たちに向けたものだからです

あなたの仕事は1日に、1週間に、1年にどれだけの時間を費やすものでしょうか?


自身で起業されていたり、誰かに業務を任せられる立場の人でない限り、自分で労働時間(量としての)を決めることはほとんどないかもしれませんね。一部の企業では仕事のボリュームと労働時間のボリュームが見合っているような調整もしているようですが、日本の企業で正社員雇用であれば、大半は1日7~8時間の週5日勤務・土日祝日がお休み・有給病休割り当てがある程度ではないでしょうか

ここに様々なものが関わってきますね
受け取れる賃金(給料)、ボーナス、支出金、プライべートの充実度、人間関係etc.
正社員雇用であれば税金関係は差し引かれた状態のお金が受け取れますから、それ以上に減るのは自身んの生活の質により変わってくると思います

ここで考えてみてほしいのが、
もし、あなたが仕事のことで何か悩んでいるとしたら何が原因か?ということと、1年で仕事に費やしている時間の長さとそのコスパがどうか?とういこと

仕事の悩みは何?‐人間関係、低賃金、労働環境、労働時間、色々考えられますね。私が今までお話をしてきた方の多くの悩みの根本原因は人間関係にあると感じています。これは回避できるものとできないもの、回避できないけど心理的距離を置くテクニックを磨くことで安全を保てるもの、様々ありますが多くは人間関係を含む人間だからこを生まれる苦悩に対するコスパの悪いお給料事情、そんなところではないでしょうか?
高給取りになればスルーできるものなのか、それでもストレスになり得るものなのか、この受け取り方も人により異なりますよね

1年で仕事に費やしている時間の長さは?‐1日8時間・週5日労働だとすると1年に1,900時間ほどを仕事に費やしていることになります(夏休み・年末年始・祝日などは企業により異なるため時間に含めています)。1年の時間の長さは8,760時間、そのうち睡眠時間が7時間だとすると2,555時間は寝ていて、起きている時間は6,205時間。1年の中で、活動時間の3割は仕事している計算になります。これを長いと捉えるか、短いと捉えるかも人それぞれですね

3割で何をする?‐活動時間の3割を仕事に費やしているとして、そこで生まれたお金で残り7割を賄う必要があると考えると、そのお仕事の立ち位置が見えてくるのではないでしょうか?お金のために生きているわけではありませんが、生きる上で必要なものを常に生み出すことについて考えることはとても有益であり、重要なことです。だってその3割の時間で生み出すものから、7割分の豊かさが決まるのですから。


逆を言えば、3割で得られる金銭的豊かさに上限が見えるなら、残りに7割の中でさらに収入を増やす取り組みをすることもできるかもしれませんよね。働く時間が増えるなんて、今でもヘトヘトなのに・・・と感じてしまうかもしれませんが、それはその人の感じるコスパで感がればよく、生活費用もひとそれぞれですから、それに対して仕事量と時間的労力とその他労力が見合っているか、見合っていないところをどこで補填できるか、1度冷静に客観的に考えてみることは有意義なことだと思います

更に言えば、活動時間の3割を費やしているのは決して少ない時間ではありません
私はそう感じます
だからそこの「質」を考えること、悩みがあるならその原因をしっかりと突き詰め、自身が納得のいくポイントを見出し、改善策を打ち立てることは大切かと個人的には思っています

だって、その3割の時間を紋々と過ごすのって、結局のこりの7割の時間のモヤモヤにも繋がり、負のループが回りだすことにもなり得るものだから。そんなに小さなことじゃないんですよ

組織の中での自分の立ち位置
そこで振舞うべきこと
成し得ることと、達成しなければいけないこと
組織や社会に求められていること

これらを客観的視点で擦り合わせ、主観との溝を埋めていく作業をしていく中で生まれるギャップに着目してみると、解決するべきポイントのいくつかは見えてくるかもしれません

活動時間の3割を費やしている仕事の質を蔑ろにすることは、とてももったいないということの一部をお話してみました

続く・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました