がんケアとオーガニックの融点

オーガニックなものは身体にいいというイメージについては
間違ってはいません。非オーガニックのもに比べて身体への
有害なものは格段に少なく又は無く、特に化学的な物質の含
有はほぼありません。人工的な処理を施した自然由来成分は
含有されています。
がんの治療中というのは、早期・中期・晩期どのタイミングに
その方がいるかによって、ケア方法なども違いはあれど、基礎
化粧品のようなものや基礎的なケア用品に大きな違いはなく、
大事なのは肌への「刺激が低いもの」という点です。

オーガニックケア用品と肌への刺激について

オーガニックケア用品は自然由来成分でほとんどが構成されて
いて、構成成分の多くが植物由来のものです。
ECOCERT認証においてCOSMOS ORGANICをラベルするには
使用される農産物のうち95%以上がオーガニック原料である
こと、という決まりがある(基準のうちの1つ)
つまり、植物由来のもののほとんどがオーガニック原料である
ので、原料自体の信頼性はとても高いと言えます。
一方で、がん治療中のケアに適したケア用品の選び方という点
については、自然由来成分・植物成分だから良いとは言い切れ
ないのです。
天然ハーブやハーブなどを基にした精油などは、刺激が決して
弱いわけではなく、むしろきちんとした栽培方法で育てられた
植物の薬効はとても高いので、刺激もそこそこあると考えられ
ます。
また、服用中・使用中の薬剤との適応なども考慮する必要があり
オーソドックスに副作用や反作用のないハーブのものを選ぶか、
医師や薬剤師に確認をする必要があります。

低刺激とナチュラルは違う

ナチュラルだから身体にいいから、身体にお肌に優しいだろうと
いうイメージが湧きやすいかもしれませんが、重ね重ね私の考え
をお伝えすると、信頼の高い栽培方法で育てられた植物を使用し
ている「本質的なオーガニック」のケア用品であればあるほど、
薬効が高い≒刺激はそこそこあると捉えておく方が間違いが少な
いでしょう。
がん治療中の方、お肌が敏感になりすぎている方はシンブルな
キャリアオイルでのケアや温泉水ミストなど、オーガニックケア
用品でも低刺激・デリケート肌・敏感肌向けなどと謳っている物
を選ばれることをオススメします。
キャリアオイルも、まずはじめはクリアホホバオイル・コメ油・
などプレーンでどのような肌質にもマッチするもの且、肌の保湿を
手伝う作用のあるオイルをお試しください。
クリアホホバオイルはオススメします
どれが自分に合っているか分からない、という方はホホバを選ん
でまず間違いないと言っても過言ではないくらいです。
ホホバオイルにはワックス作用があり、肌の保湿を助ける効能が
特徴的です。
ぜひ日々のケア用品選びの参考にされてみてくださいませ。
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などでお寄せくださいませ。