4月の終わり頃からブログを少しお休みしていました。
少し体調が優れない日が続き、バイオリズムとブログのアップのリズムが整わず、休んでみてもいいか!と思い切って休みました。Instagramにも事情を伝えずアップしなかったのはこの何年かで初めて。

GWはサロンもお休みにして、久しぶりに家族タイムを過ごし、よく食べ、よく話して、ゆっくりと時間を過ごせました。5月7日よりサロン営業も再開しております。

少し身体を落ち着かせると、ふとアイデアを浮かんでくる。

常に新しいアイデアがふわっと浮き立っていくのですが、だいたいは単なるアイデアレベルで現実に結び付かずに浮かんだままであることが多い。そんな中でずっと心の中にある夢は「ホテルを創りたい」。

がんサバイバーと出会い、オーガニックに出会った私は、鍼灸師なら多くの人の土台にある医食同源という概念は現代では当たり前ではないということを、肌で感じて目で見てきました。昔ながらのやり方をフィットさせることは難しいかもしれないけど、現代に合うカタチの医食同源、心身のつながり、社会や自然とのつながりをカタチにする方法をずっと考えていました。もしかしたら、アイデアが煮詰まっていったら、ホテルという形態ではなくなっているかもしれない(笑)

BOSは個人治療院で、女性とがんサバイバーのための居場所です。
がん治療による不調、術後リンパ浮腫、その他の病気や女性特有の心身の悩みを改善していくためのサロンであること。これが、ずっと変わらない土台であり軸となるでしょう。

「こんなのがあったらいいな」
をつくっていく。

BOSは、そんな簡単なアイデアから始まって。
でも始めた頃は、今はリハビリヨガと呼んでいる乳がんヨガも、リンパドレナージにベッドサイドエクササイズ以上の運動療法を提案するコンディショニングも、取り組まれていた方々はいらっしゃったけれど、「がん治療」に並行して行う運動などの自然療法が全然浸透しておらず、どうやってマーケットを広げていくのか先は見えない状態でした。

BOSを始めて間もない頃に、乳がんヨガに興味を持ってくださったのは企業様でした。
よく企業案件はセールスのためだとか考えられがちですが、その企業様も同じ方向をみているとしたら?同じ業界の中で、それぞれがそれぞれの役割を果たしている。方法論は異なることもあるかもしれないけれど、1つ1つ1人1人がすこしずつ合わさって重なっていくことが、このマーケットを広げていく道だと私は思います。

ビジネスはお金勘定をしなければいけない。
多くの社会的課題には、始めから収益やその後の経済循環が見込みを立てにくいという、それこそ大きな課題があります。パーソナル(個人でも法人でも)な価値を増やすことも簡単なことではないけれど、ソーシャルな価値を見出していくときの壁はとても大きなものだと、治療院経営をしていて痛感しています。

社会貢献という意味では、鍼灸マッサージ師として治療院をやっていくだけでも、そうであるのかもしれません。治療院経営を何年も続けていくこと、それだけでも私はできているか?と問われたら、箱を構えたのは3年目でまだまだ軌道に乗ったとは言えないので、粛々と続けて行くのみというのは前提として。

その先に広がりを持てたら、日本国内にコンビニの数以上ある鍼灸マッサージ院がもっと自由に、つまりは鍼灸師がもっと自由に、私みたいに会社員で働くことは少し難しく感じる女性がもっと自由に人生を選択することができるのではないか、と想いを馳せるわけです。

さて、ホテルを創るにはやることが山ほどあります。
人脈をつくることももちろんで、最も重要なポイントかもしれません。
これこそが私の考えを改めるべきポイントに置いてみることにしました。

自由であることは、自己ブランドだけで運営していくこと。
しかし大切なのは自己ブランドという枠組みをもっとフレキシブルに考えること、という私なりの挑戦をしてみています。

仕事は1人ではできない
ヒトは1人では生きられない

新しく事業を発展していくために、学びを深めながら、次の行動準備を進める上半期です。

ワクワク