新年が始まりましたね

毎週月曜日にアップしているブログが、今年2024年は元旦に新年初アップが重なるという、なんともめでたいスタートな予感です。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

2024年への考えや想いは昨年からずっと巡っています
ただ、今までの年と少し違うのは、実現したいことや向かうところの手応えのような期待感がよりリアルに感じられていることでしょうか

2024年のBLUE ORGANIC SPACEの取り組みは、
根幹にある、女性&がんサバイバーへのケア臨床現場としてのサロンという位置づけはもちろん、1番大切なことであります

本年4月にはBOSの活動3周年を迎えますので、実店舗経営と両輪で活動の幅を少し広げていくことが2024年の新しい取り組みになります

私は、がんサバイバーへのケアに携わるようになってからというもの、ヒトの健康をつくる要素として「オーガニック」が基盤に置かれるとよいのではないか、という考えを強く持つようになりました。これは物質的にオーガニックなものに囲まれるということから、生活や人生・人間関係に至るまでをオーガニックな暮らしにシフトしていくことに深い興味を抱いています

日本のがん治療もとい健康リテラシーとオーガニックライフの乖離するような部分を感じる日々

これは日本の医療を否定するという意味ではなく
もっと自分自身に興味をもち、自分を大切にする作法を伝えていきたいという想いがあります

私はBOSの活動を通して、女性&がんサバイバーとされている人たちに、鍼灸マッサージ施術やリンパドレナージュ、運動でADLやQOLの一部を補い向上していくケアを提供しています。ただ、私がセラピストとしてお会いするのは「患者」ではなく「人」。「人」という全体像の中の「身体的・心理的不調」へ専門性を持った技術やコミュニケーションをしていくとう意識があります

不調や病気が生まれたときのヒトがマイナス状態としたら、マイナスを限りなくゼロに近い状態に引き上げるのがセラピストとしての私のお仕事

ゼロになったとき
病気を経験した「あなた」もあなた自身で
大きな経験が糧となった大きなあなたであると共に

あなたはあなたであり、不調や病気が代名詞にならないくらい強いヒトになってほしいという想いがあります

ビジネスとして肩書につかう、そういうことではなくて
パーソナリティの大部分を病名が占めるとしたら、まだヘルシーな状況ではないのかなと感じます

これまでの経験は自分を形作るし、過去があって今があるけれど
軸は常に今この瞬間の自分に置かれていること
自分軸が時間に追いつくこと
ここまで強くなるまで、とても大変な努力が必要かもしれませんが
BOSは根気強くサポートしていきます

自分の身体を扱い、コントロールするのは、他の誰でもない自分であるという認知がゆがむと
他人任せや自己に対して無責任な治療選択をすることもあります

自分が納得した医療を受けること
自分が本当になりたい自分になること
他人の目で自分を見ないこと

ここから反しようとしてしまう心の弱さがでるときには、
失礼を承知で、私の下を去られることを覚悟して、本質的に必要なことをお伝えします

アドラー心理学の受け売りではありますが、嫌われてなんぼの心で
私は本質から逸れる方へ逃げようとする方々を引き留めます
嫌われることを恐れて発言しないことの方が一生後悔するということが目に見えているからです。それが医療従事者としての責任を果たすことだと私は考えています

まとまりのない話になってしまいましたが、次の話に移りたいと思います(笑)

さて、2024年BLUE ORGANIC SPACEは
サロン運営の他、毎月開催のリハビリヨガ体験WSを継続、ヨガ以外のイベントも計画中でございます

BLUE ORGANIC SPACEで表現したい「医療的ケア」のカタチをどんどん現実化していく初めの年になることでしょう

ぜひ、様々な告知をお楽しみにしていただければと思います

やりたいことは沢山あって、次から次へと浮かんで尽きません

何か1つに絞ったサービス提供は分かりやすく、ビジネスの鉄板方式であることは重々承知しています。BOSが提案したいことは、そういったビジネスの観点からは少し無駄が多いように見えるかもしれませんが、軸はぶれることなく、BOSとしての大きなメッセージは1つです

「身体と心にスペースを」

余裕がないとき、身体にも心にもゆとり=スペースがなくなっていますね
だから、
スペースをつくれる自分になる
それを持続するための学びを深める
これをBOSは変わらず提供していきます

身体は資本だ、とよく言われますね

私たちの日々の活動を支えてくれているのは身体ですよね
動くことで生まれる感情もあれば
心があって身体が動かされることもありますね
何がどうであれ、どのような身体状況であれ、身体が活動を支えてくれていることには変わりないようにみえます

その身体に深く感謝をするのは、自分以外に誰がいるでしょうか?
他人からの賞賛を求める前に、自分は自分を褒めてあげているかを省みたことはあるでしょうか?

ぜひ、新しいこの1年の始まりに、
日々の終わりには「今日もこの1日を過ごせて、活動を支えてくれてありがとう」と自分へ自分が声をかけてあげる習慣を始めてみてくださいませ

2024年が皆様にとって、心身共に穏やかで温かい1年となりますように
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

2024年1月1日
BLUE ORGANIC LIFE
平沼穂香