女性のための心身ケア空間-BLUE ORGANIC SPACE-を開室してから
それまでも、女性がんサバイバーへのケアをし続けてきたからか

たまに受ける質問が「乳がんになりやすい人の傾向とかありますか?」

そうですねぇ、あるのではないかと個人的には感じます

遺伝的なものは大きな要因であると考えると尚更に傾向はあるとも考えられますよね
遺伝子の問題は今回は脇に置いておきましょう

まず、1番は「忙しい」人
これは性格だけで一括りにはできないのですが
仕事に家事に忙しくて自分を労わる時間をあまり設けられなかった人は病気リスクが上がるのは想像できると思います

そして、そこに加える性格的特徴としては
「人のために尽くしすぎてしまう」

これって、とても素晴らしい事なんですよ
自分のことよりも先に、周囲の人への気配りやチームワークを円滑にするための行動ができる

人としてとても素晴らしいと思いませんか?

しかし、ここに落とし穴があるとすれば


心から望んでやっていますか?

それをしたあとで満たされている感覚がありますか?

この2点に当てはまらないのであれば、自分の愛情をすり減らして尽くしてしまい
自己が満たされない結果となります

アドラー心理学では、見返りを求めない愛こそが真実である
と言われますし私も理解はできます

しかしながら、私たちはヒト同士なのです

自分の価値観、思い描いた質感の愛を求めることは難しいですが

違うカタチででも、私が送ったものを受け取り、与えられるという交流が
「人間関係」
ではないでしょうか?

仕事だから、仕方なかったから

もちろん世の中は理不尽なことが溢れかえっていますし
寂しい人、残念な人は沢山います

でも、あえてキツイ言葉をお伝えするのであれば、
それは言い訳です

本当に自分が欲しているものを得るためにしなければいけないことから回避しているのです

もし、仕方なかったから、という心情が度重なる時は
ふと立ち止まって考えてみましょうよ

自分が本当に求めていることはなに?
自分はどうしてほしいと思っている?
どうしたらもっと幸せを感じられる?

私たちは、幸せになる権利があります

不条理な世の中に生まれた訳ではない、世間一般的な生活ができている日本人ならば

幸せになるための努力を始めてみませんか?

これが病気になりにくい身体への第一歩だと私は思います

最後までお読みいただきありがとうございました