2023年6月29日-7月1日パシフィコ横浜ノースで開催せていた学会に参加してきました

夕方からKINGYOBACHIでのご予約もあったりで、初日と最終日は移動がありましたが、学びと再会やリアル初対面の3日間となりました

1日目:亀田総合病院リンパ浮腫センター長 林明辰先生
MICIN少額短期保険会社さんのオウンドメディアにて、がん経験者のためのヨガプログラム動画の制作協力をさせていただいたことがきっかけで、MICINさんのInstagramライブ配信に呼んでいただき、そのご縁でSNS上だけで繋がっていた林先生との初対面となりました。

林先生は、世界でも有名なLVA(リンパ管静脈管吻合術)の名リンパ外科医で、リンパ管造影により正確なリンパ浮腫への外科的治療を検討されているお方。保存療法へのご理解もとても深く、尊敬するドクターのお一人でございます

2日目:アボワールインターナショナル代表 中村さん
乳がん術後のためのお下着屋さん。アボワール代表の中村さんご自身が乳がん経験者であり、ご自身の体験から快適で素敵なお下着を、ということで医師との共同開発を進めておられます。本店は京都にありますが、東京都内ですと恵比寿にショールームがあり実際に試着しながらの相談が可能です。
私も実際に恵比寿ショールームに来訪させていただき、お下着たちの着心地の良さに驚きました。BOS-KINGYOBACHI-にも1着のみサンプルで置いております。

3日目:MICIN少額短期保険会社の方々&えみさん
MICIN少額短期保険会社さんは、BOSがまだ銀座でセッションを行い始めた頃、私のとある知人の伝手で「こんな保険会社ができたよ」と紹介され、ヨガセッションを受けに来てくださったのが始まりでした。女性のがん経験者に寄り添うということを保険という形でご提供されながら、保険以外のサポートとしてオウンドメディアWith Miにて、様々なジャンルのコラムを載せていらっしゃいます。
With Miには、私平沼が制作協力したヨガプログラム動画がテーマ別で3本掲載せれていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいませ!(ヨガプログラム動画 by With Mi)

今回の学会では、「乳癌」というワードを切り口に、多種多様な分野からの発表が聴けました

患者会なども発展しているのは、この乳癌界の特徴の1つであり、患者側が声を上げやすくなってはきている昨今ではありつつも、だからこそ埋まらない溝や見えてくる溝が垣間見えます

医療者に分かってほしいという想いをどこまで医療側が汲むのか
さらには、どこまで汲む必要があるのか
それぞれの立場で果たすべき役割をどのように扱うのか

自立と棲み分けが今後の「連携」のキーワードになると個人的に再確認をしながら拝聴しておりました

運動療法に触れる発表は少なく、BOSのリハビリヨガを真摯に取り組み続けようとも思わされました

医療者も人間です
患者に寄り添いすぎることは、時に判断を迷わせる材料になるかもしれません

私がセラピストとして大切にしている「寄り添う」ということ
必要な人に情報を届けるということ
ネガティブケイパビリティについて
依存しない、させないコミュニケーション力について

とても考えさせられた3日間でした

学びの循環は止まりません