フードロスを減らすこともオーガニックな生き方

今回は食に関して栄養学的にヒトが要する量と実際の供給量のギャップから、オーガニックライフのコスト節約につながることをお伝えします

世界の人口は現在、約77億人いると推計されています(2019年国連調べ)

そのうち、世界の7億9500万人が飢餓状態にあります
日本の総人口は2020年4月20日時点で1億2596万人(総務省統計局推計)
これと比較しても世界で飢餓状態にある人の多さに驚くと共に悲しみもあります

人口は増加傾向を続け、2050年までに90億人台に達する見込みだと言われています(2019年国連調べ)

栄養学的にヒトが摂取するべき良質なタンパク質を世界人口約70億人で計算すると(体重1kgあたり0.7~1.0gとする)年間約1.5億トン*
一方で、2012年には約1.9億トンのタンパク質が供給されているデータがあります*
(タンパク質が主要な農作物・畜産物―コムギ・コメ・ダイズ・牛肉・牛乳・卵・豚肉・鶏肉。ダイズは生産高の半分が飼料として消費されると想定)

ちなみに運動習慣のある人やアスリートが必要とするタンパク質量は体重1kgあたり1.2~2.0gです

さらにちなみに、ヒトは元来、農耕民族ではなく狩猟採集民族
約100万年前に狩猟採集民として暮らしていた頃のヒトの遺伝子と現在の私たちの身体の遺伝子はほとんど変わりがなく、狩猟採集民が1日に要していたとされるエネルギーあたりの栄養所要量はタンパク質で15~30%**
これから計算しても体重1kgあたりの必要タンパク質量は0.57~1.15g(小数点第三位以下切り捨て)となるので、上記の数字は栄養学的に広く妥当だと推定されます

栄養学的にヒトが必要とする量に対して供給量が多いにも関わらず、世界で7億9500万人が飢餓の状態にある

これってとてつもないハテナ

これは地域によって食の潤沢さに大きな差が生じているということです

食料が潤沢な地域と貧困な地域の差をなくすためには、貧困な地域に住む人たちが栄養のある食べ物にアクセスできる環境にすること、つまり流通の改善や時には政治的解決が必要になることも考えられます

私たちにできる身近なことはフードロスを減らすこと
必要な分を購入消費すること、必要な分を食すること

このフードロスを減らすことの重要性は、2017年スイス有機農業研究所(FiBL)、国際連合食糧農業機関(FAO)、欧州各国の大学の研究者らが出した、「有機農業でサステイナブルに世界を養う戦略」という共同研究論文にも書かれています

その研究にある、世界人口約90億人を有機農業で養うために変えるべき3つの条件

  1. 肉の消費量を現行の3分の1に抑える
  2. 人間の食料となる穀物を家畜の餌としてできるだけ利用しない
  3. 食品ロスを減らす

食品ロスを減らすことはつまり、生活コストの無駄を減らすことにも繋がりますね!

あなたは今日、何を食べましたか?

さて、明日は何を食べようか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

出典:
*2014,間藤徹,有機農業2.0
**M. Konner and S. B. Eaton(2010), Paleoethic nutorition: 25 years later: Nutoriton in Clinical Practice 25: 594-602

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